John Lennonや Paul McCartneyらを擁する
The Beatlesのラストアルバム 『Abbey Road』の、
現在世に出ているCDの中では1番の、
最高の迫力で味わえると断言できる1枚です。
どういうことかと申しますと、


90~00年代以前にリリースされた音楽は、
すべて磁気テープに録音、収録されております。
CDやレコード、ハイレゾ音源を作る際には
そのテープに収録されている音を
使用するわけですが、

残念なことに、そのテープは経年劣化するため、
収録された音が徐々に失われていってしまい、
演奏の細かなニュアンスが聞き取れなくなったり、
「サー」というヒスノイズも増加していきます。

例えばこの『Abbey Road』で考えると、
1969年にビートルズと
ジョージマーティンが完成させた
マスターテープをもとに
CDやレコードなどを制作していますが、
2024年にCDなどを作るとしても、
収録できるのはすでに55年分の
劣化が起こってしまっているテープからの音、
ということになります。

そのため、もっとも劣化の少ない、
完成したばかりのマスターテープの音を収録している
UK盤の アナログレコードや オリジナル盤が
現在人気を博しているわけですが、
数百万円を投じる、あらゆるオーディオマニアたちに
「レコードのさらに数倍音がいい」と言わしめるのが
本CD収録の、アナログ リールテープの音です。

再生機器の普及がレコードをはるかに下回るため、
リールテープというメディアは
ほとんど話題に上がりませんが、
「レコードに比べて数倍の音域や
情報量を収録できる」というリールの音は、
世界中のマニアたちが
現在も血眼で探し続けている、極上のサウンドです。


レコード特有のプチパチノイズがほぼ絶無な一方で、
レコードのような「暖かみのある」サウンド、つまり
すぐそこで演奏しているかのような生々しさと
迫力のある爆音度ではレコードを上回るという、
いいとこ取りな最高のサウンドを収録しています。

過去には15000円での取引も存在する、
二次市場に出回ること自体も大変珍しい
貴重なアイテムです。
ぜひこの機会を逃すことなく、
この大迫力のサウンドを
お手に取ってお楽しみいただけますと幸いです。

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