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コールマンツーバーナー、1938-42年に製造された417Bの非常に珍しいOCD仕様個体です。外側にOCDのステッカーが貼られています。OCDとはオフィスシビルディフェンスの略称で、一般には東西冷戦の頃に米国の民間防衛組織がシェルターに保管していたアイテムにマークが付けられ、コールマンでは200ランタンが有名です。OCD自体は第二次世界大戦時の1941年5月より発足されていたようで、このツーバーナーとの年代は合致しています。

この個体は入手時には未使用ということを聞いておりましたが、さすがに所々に経年のキズや塗装の剥がれ、外側(底の後ろ部分)に凹み箇所が見られます。蓋の開け閉め他、使用にあたって問題はありません。写真で各部の状態をご確認ください。

タンクは塗装が比較的綺麗な状態で残っており、給油口には当時のステッカーが付いたままです。タンク内はガソリンを入れた形跡はありませんでした。しかしながら出品にあたりテスト点火時、ガソリンを入れました…

このままでもよかったのかもしれませんが、使用できるように、ダメになっていたパッキン類、フューエルキャップとフューエルバルブのグラファイトパッキンは交換しております。テスト点火もしましたが、メイン・サブとも問題なく強火〜弱火が点きました。

417B自体の優良個体もレアだと思いますが、さらに珍しいOCD仕様をコレクションとして、実用個体といかがでしょうか？

最後にビンテージ品であることをご理解の上、ご検討をよろしくお願いいたします。

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