1978年7月製造
希少なコールマン206-703

灯油が燃料の、ケロシンモデルのランタンです。

この206-703は、1976〜1982年まで、輸出モデルとして製造され、主に東南アジア等へ輸出されていました。
その為、アメリカ本国からはあまり見つかる事の少ない希少なモデルです。

また、ぱっと見はダブルマントルの220系のように見えますが、実はシングルマントルなんですね。

ジェネレーターの下部に付いているプレヒートカップに、灯油を注ぎ、プレヒートしてから点火します。もちろん、プレヒートは灯油ではなく燃料アルコールでも大丈夫です。
カラーの背後に、プレヒート時に、燃料を吸い上げる際に使用するスポイトも、付属しています。
こちらは、劣化したり欠損している個体が多いので、残っている個体は貴重です。

東南アジアへの輸出モデルのため、錆やダメージの多い個体が多いのですが、この個体はかなり美品の部類に入るかと思います。

【状態】
●ベンチレーターはボールナットの下に小さなチップがありますが、とても良い状態を保っています。

●グローブはビンテージ、オリジナルの赤PYREXグローブです。

●タンクはわずかなペイントロスがございますが、かなり良い状態です。目立つような凹みはありません。
タンク底の端の方にペイントロスがあります。最後の写真をご確認ください。

●タンク内部は元々錆もなく、きれいな状態でしたので、洗浄のみ行っています。



【交換部品】
●本体は動作及び1時間の点灯確認済み

●各パーツ分解、清掃、調整、磨き済

●ポンプカップは新品交換、エアー抜けなく良好にポンピングします

●チェックバルブ用Oリング新品取付

●メインバルブ　グラファイトパッキン交換

●クリーニングレバー内部　グラファイトパッキンを交換



数十年以上経過したビンテージ品のため、凹みや傷等ある場合がございます。出来る限り写真や説明にて記載するようにしておりますが、写真では光の加減等で分かりづらかったり、説明が不十分な場合もございます。気になる部分は事前にお気軽にお問合せください。


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