【商品名】Ｃａｎｏｎ ５０／２．８
・ライカＬマウントのキヤノン製標準レンズです。
・レンズ構成は３群４枚のテッサータイプです。
・１９５４年～５６年頃の製品です。
・キヤノンⅡＤ改型に標準装着されていました。

【】
・メーカー ： Ｃａｎｏｎ　キヤノン
・付属品 ： 純正Ｆキャップ、Ｒキャップ
・ブランド ： ライカを借用しています。

【商品状態コメント】
６０年以上を経過したものとはとても思えない綺麗な外観です。
極上品クラスの品質評価は十分にあると思います。
外観の状態はアタリや凹み、汚いキズ等はありません。
経年の使用によるスレキズ等も少なく使用感を感じさせない美しい外観品質です。
クロームメッキはピカピカに光っていて美しい光沢があります。
ピントリングと絞りリングはスムーズに回転します。
絞り羽根には油汚れ等は無くとても綺麗です。
ヘリコイドはグリスが効いてスムーズな操作感です。
距離計カムに汚れが全くありませんので近年オーバーホールされていると思います。
レンズはとても綺麗でスカッと抜けています。カビやクモリはありません。
拭きキズは僅かにありますがこの年代の常用レンズとしては少ない方です。
デジタル機（ＧＦ６）で試写しましたが綺麗に写りました。
本家テッサーに負けず劣らず非常に抜けが良く高コントラストな描写性です。（細部は多少省略ぎみですが）
同じテッサータイプでも東京光学のシムラー、トプコールや小西六のヘキサーがコントラストを抑えて重厚な写りを見せるのとは真逆な描写性だと思います。
国産ライカマウントレンズでは、Ｆ２．８クラスはレンズ構成が多様で面白いクラスです。
キヤノンがテッサー型、フジノンとヤシコールがクセノタール型、トプコールがヘリアー型、スーパーロッコールが前玉３枚貼り合わせのトリプレット派生型です。
撮り比べてみるのも一興です。
付属品は純正のＦキャップと汎用品のＲキャップが付いています。
カメラコレクターの放出品（整理品）です。キャビネットに飾られていたものです。

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