ロード5D レンジファインダーの日本製　
希少カメラ
発売年：1957年
レンズ：HIGHKOR 40mm/F2
サイズ：116×78×62mm
シャッター速度：B・1～1/500秒
重量：約720g
電池/露出計:なし
岡谷光学機械株式会社製。Topcon系の信州の会社です。
SEIKOSHA-MXLシャッターを搭載し、シャッター速度リングにLV値が併記されていますが、単独で操作できる使い易い方式です。
底部にはフィルムドアの開閉レバーがあります。シンクロMFX接点切り替えスイッチ付。
巻き上げはダブルストローク。
巻き戻しは、底部のボタンで可能となり、軍艦部背面のボタンで底部のボタンを解除できます。
ハーフミラーではなくプリズムを貼り合わせたビームスプリッターを使うなど高級感のあるカメラ。
当時の広告には「小型軽快な精密カメラ」とあり当時の中でもコンパクトです。
レンズは岡谷光学ハイコール　40mm f2.0。
標準50ミリより少し広角ですが、視野角の43.3ミリに近いので、違和感なく撮影できますね。
ハイコールは切れ味というよりトーンの描写が良く、周辺まで落ちにくい落ち着いたレンズと言われています。レンズは6枚構成のダブルガウス型の様です。
本カメラの状態ですが、外観に大きな凹みや傷も無く、貼り革もオリジナルの状態でキレイです。
表面のメッキが薄くなっていて、地の色が部分的に出ています。
レンズもキズやクモリも無い良い状態ですが、レンズに少し薄い汚れがありますが実写には影響少ないでしょう。
シャッターは全速稼働していて、速度に応じて変化しています。絞りもスムーズに動きます。ファインダーは少しだけ汚れていますが充分に実用可能で、ピント合わせの2重像もしっかり見えます。
Loadのカメラは機構的に凝ったカメラで、メカニズムを愛でることが出来る［銘機]だと思います。例えば、シャッターを巻き上げるとシャッターボタンが少しせり上がって、オレンジ色のリングが見える工夫とか、レンズ付け根のノブで中間距離でのクリック機構です。
写真を多く載せていますので、是非ご確認の上、ご検討宜しくお願い申し上げます。

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種類:レンジファインダー35ミリフィルムカメラ

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